IPv4の完全下位互換のIPv8がIPv6の課題を克服して登場…するの?

物心つく前に先生から「枯渇するIPv4アドレスをすっぽりと覆う技術」と聞いていたの覚えています。ただ、この説明がIPv4以降のやらv6なのかv7、v8のことなのかは覚えていません。

物心ついた後にIPv4 over IPv6を知った時「これのことか!」と思いつつも、「ん?でも、IPv6はv4とは別ネットワークだし、アドレス体系もすっぽり覆うどころか、表記の仕方が全然違うじゃん」と少しモヤモヤしていましたが、IPv8がニュースサイトで見た瞬間にこれが先生から聞いた内容に近いような気がしてきました。

IPv4と完全下位互換の「IPv8」ドラフトが投稿。IPv6の課題を克服
IETF(Internet Engineering Task Force)に対して、次世代ネットワークプロトコル「Internet Protocol Version 8(IPv8)」のドラフト版「draft-thain-ipv8-00」が、...

上記のサイトにもあるように、枯渇しそうなIPv4の解決策として登場したIPv6だけど、管理上の問題(対応機器、v4専用サイトの取扱、そもそも二重管理など)には対処できなかった。

一方、IPv8アドレスはv6と同じく64bit長のアドレス体系であるものの、コンマ区切りのアドレス(例えば、x.x.x.x.8.8.8.8)の後半のホストアドレス(8.8.8.8)がIPv4アドレスのそれと完全に一致する=完全に同一なものとして取り扱い、既存のデバイスなど既存のネットワークを変更せずともそのままIPv8ネットワークに参加できるというもの。

IPv4ではDHCPサーバひとつでできていたけど、IPv6では初心者にはさっぱりすぎな、アドレスをSLAACやらRA、DHCPv6やらで生成・配布をするとか、DNSサーバーアドレスの取得はこれだとできないとか、でも最近できるようになったとかイミフな状態だったのが、IPv8ネットワークで解決できそうということみたいですね。NAT周りも含めて枯渇と管理の両方をv8で解決できるらしい。ドラフト段階ということもあり、いつ出てくるのかよくわからないけども。

技術的にはまだよく調べていないから浅はかな意見だけど、今のネットワーク機器はIPv4とv6のデュアルスタックには対応している機器がちらほらあるけど、それらの機器がファームなどソフトウェアでv8に対応できるのだろうか。インターネットなどは枯渇+輻輳などで、IPv6への移行(IPoE対応)がまま進んできている中で、このネットワークがこれまでかけてきたコストを考えると無くなるとは思えない。そこにv8まで出てくるとなると、デュアルスタックならぬトリプルスタックなんて言葉が出てくるんですかね。

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